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生理や妊娠、更年期障害など女性の体の悩みを解決する最新技術の展示会 フェムテック東京

 

生理や妊娠、更年期障害など。女性の体の悩みを解決する最新技術の展示会フェムテック東京が開催されました(2022年10月20日から10月22日まで3日間 東京ビッグサイト)。国内では初です。たくさんの女性の方が訪れていますね。ベビーカーを押して歩く方もいます。フェムテックとは女性のfemaleと技術のtechnologyテクノロジーを合体させた言葉で、女性の体の悩みを最新技術で解決しようというものです。CBDや洗浄や保湿をするデリケートゾーンケア(医薬部外品 薬用イビサソープなど)などもあります。主に国内企業で175社が参加しました。整理や月経・妊娠・出産・妊活・更年期の悩みを解決する商品やサービスを紹介しています。2021年635億円のフェムテック市場でした。成長分野です。

 

 

国産の月経ディスクMOLARA(モララ)

ナプキンも天然やオーガニックの者が増えていますが、生理用品の中で注目されているのが国産の月経ディスクMOLARA(モララ)です。「第三の生理用品」として注目されている月経カップが進化したものです。12時間いれっぱなしの使い捨ての生理用品でモナ・カンパニー(株)MONA companyが開発し、発売予定です。指で潰して子宮頸部の下に挿入します。長時間使えるのはうれしいですよね。結構しっかりしたゴムかフィルムのようなものです。オリジナルで開発したもので国産なので安心できますね。2023年2月発売予定。「10代のお子さんでも気軽に使える商品にしたい」ということです。

自宅でできる妊活キット シリンジ法 プレメントシリンジ

妊活のエリアも注目です。妊活専門店も出展しています。プリメントおうち妊活プリメントシリンジ((株)オンリースタイル)はシリンジ法が自宅で試せるキットですね。不妊治療の医療保険適用で不妊治療を始める人も増えていますが、病院に行くには時間も費用もかかるということで、家庭で精子を採取して膣内に挿入できるキットです。ベルタプレリズムのような葉酸サプリや潤滑ゼリー、郵送で精子検査を受けることができるキットも。

 

 

 

経血量測定できるサニタリーショーツ ベア エアライト ショーツ

人が多かったのは生理の出血を最新ウエアラブル技術で可視化してくれます。経血量測定できるサニタリーショーツ・吸水ショーツです。ナプキンのように使い捨ての部分がなく、動きやすくてスタイリッシュに見える新たな生理用品として注目されている吸水ショーツですが、それだけではありません。液体を吸収する部分は前後で47 CM もあります。人だかりが出来てますね。 株式会社Be-A Japan という会社です。10ミリリットルの液体を吸収部分に垂らすと、すぐに吸収しますね。スマホの方を見ると「8 ml 吸水した」という表示が出ます。内側に導電性の特殊な糸を張り巡らしています。西陣織の帯を作っていた繊維メーカーが開発した、電気を通す特殊な素材の糸です。ショーツに付いたマサニウエアラブルの計測機器部分がが10分に1回起動して経血量を測定します。送信部分が腰のとこに着いています。ウェアラブルで体調の変化に早く気づくことができます。例えばいつも経血量が50 mm だったものが、今周期は150 ml 、次も150 mm となったら、「ひょっとしたら身体におかしなことがあるのかも」ということに気づくことができます。代表の方は高橋さんです。人種別年齢によってそれぐらいに生理の経血量が出ているかすら未だにちゃんとわかっていません。きちんと経血量を把握することで、婦人科に行くきっかけになるかもしれません。

 

 

フェムテック東京には3日間で15000人以上が来場しました。「ちゃんと知って準備して行けば不安は少ない」「周りの男性理解が少ないので、まず自分が勉強したい」という方が多かったようです。

 

更年期障害 女性だけでなく男性も深刻

更年期障害にはアプリでサポートしてくれる truly(株式会社TRULY(トゥルーリー)) というサポートをしてくれるアプリもあります。医師監修のLINEチャット相談や企業向けe-ラーニングなど、幅広く意識の高い起業家も多いですね。

 

 

フェムテックは世界で50兆円市場と言われています。経産省では更年期による退職などを半減できれば1.3兆円の経済効果があると見込まれています。仕事が忙しく責任も増える出世の時期に重なるので、更年期を理由にして止める女性も少なくないということです。

更年期症状や障害とは、ホルモンバランスの変化による体や心の不調

そもそも更年期の症状や障害とはなんでしょうか。ホルモンバランスの変化による体や心の不調です。40代から女性ホルモンが急減していきます。閉経が50歳で、その前後5年、45歳から55歳ぐらいにかけて不調が訪れます。「ちょっとしんどい」というレベルではなく、人によってはうつ状態になって休職せざるを得なくなるといったことになることもあります。が、なんとも外から見えない症状なので、本当になってみないと分からないんですよね。

男性の更年期は30代後半から50代前半まで

そして実は男性にも更年期があります。男性の場合、30代から男性ホルモンが減少します。女性より緩やかですが、30代30代後半、四十歳から五十歳55歳ぐらいまで、男性にも更年期があるということなんです。女性は閉経というわかりやすいポイントがありますが、男性の場合は更年期の年齢について女性よりも幅があるようです。これはちょっと知っておきたいですよね。上記のTRULYは男女ともに更年期症状などについて情報発信をしています。

男女共通 更年期の症状の例

男性でも個人差はありますが、日常生活に出るくらいの症状が出る場合もあります。更年期の症状として、男性女性共に、体では

  • ほてり
  • 疲労感
  • 発汗

などがあります。精神的には、

  • 不安感
  • 頭痛
  • イライラ

などが症状として挙げられます。これらの症状、更年期と関係なく日頃からある方もいるかもしれませんが、特に火照りや汗に関しては職種によっては、もう仕事を辞めないといけない状況になる方も少なくありません。

男女共通 更年期セルフチェック

  • 顔のほてり、
  • 手足の冷え、
  • 怒りやすい
  • イライラする
  • 疲れやすい
  • 寝つきが悪い
  • 眠りが浅い

男性に特徴的な 更年期セルフチェック

  • ヒゲの伸びが遅くなった
  • 性欲の低下
  • 筋力の低下
  • 神経質になった

なんかが症状として現れる可能性があります多いんですよね。「顔のほてり」や「手足の冷え」などは男性にもあるということなので注意してください。更年期自体は思春期と同じで普通のことです。誰でもなります。そしてまずは自分で気づくようにしましょう。症状があっても、理由がわからないで悩む方も多いんですよね。

周囲の理解が重要 産婦人科などの医療機関・ホルモン療法で症状の軽減も可能

そして周囲の理解が重要で、必要です。症状が深刻になる前に医療機関に行けば、軽減できる場合があります。女性の場合は産婦人科、男性の場合は泌尿器科外来が窓口になっています。ホルモンが影響でうつ症状となり、精神科・心療内科に行く方も多いのですが、抗うつ剤を処方する前に、ホルモンの影響を疑ってみる。適切に検査して原因を特定し、ホルモン補充療法(HRT)などを使えば根本的な治療となるかもしれません。それにしても、産婦人科・女性外来・泌尿器科などは、受診しようと思ってもまだまだ精神的ハードルが高いので、普段からかかりつけ医を持っておくのがオススメです。

 

 

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